こんにちは!ゆきです。
早稲田で大学院まで行った上にUCLA卒、一部上場企業で役員を勤める元夫に「なんでそんなに自信満々なの?」と言わしめる私。何のとりえもない普通のオバチャンですが、いつも、根拠のない自信に満ち溢れています。
その恐るべき特徴は
・自分のことを本気で「いい女」だと思っている
・自分のやることは大抵うまくいくと思っている
・だから、失敗したときの切り替えが異常に早い
こんな話は親にもしたことがありません。言ったらただの「痛い人」だからです(いくら私でも、それくらいの分別は持ち合わせている)。
じつは私の中には「もう一人の私」がいて
すごいね~!!めちゃカッコいい!!
今回はちょっと残念だったけど、次があるよ!ぜったい大丈夫!!
泣いているヒマなんてないよ!そんなに素敵なんだから、もったいないぞ!!
と、いつも応援してくれているのです。
ここまで書いて思った。もしかして、「痛い人」どころじゃないのかもしれない。
病気…?
病院にいけば病名が付くかもしれないです。でも別にいいや。
もう一人の私のおかげで、私の人生はうまく行っている。いつも上機嫌で暮らしているのですから💖
というわけで私は、いわゆる「自己肯定感が高い」人間です。
本屋さんには自己肯定感を高めるための本が、たくさん並んでいますよね。
皆が欲しがる自己肯定感。私は本なんて読まなくても自己肯定感MAX。
よっぽど親に褒められて育ったんだろう、失敗がほとんどなかったんだろう、と思われるかもしれません。でも、それは誤解です。
そこのところをこれから数回の記事で紐解いていきたいと思います。

まず、親。
母親が言うには、私はものすごく可愛がられて育ったそうです。妹が生まれる3歳の頃まで。
記憶には残っていませんが、確かに残された写真はどれも幸せそう。わが世の春です
しかし、妹の誕生によって、その春は終わりを告げたのでした。
いまでもおぼろげに覚えています。病院から戻ってきた母の胸に抱かれていた物体。ぜんぜん可愛くないと思った、おサルさんみたいな顔をして泣く赤ん坊。
私は抱っこしてもらう側から、抱っこする側に、強制的にシフトさせられたのです。
母はいま言います。「あの子(妹)のことは、ゆきが育ててくれたもんね」と。
妹の登場によって半分になってしまった(ように思えた)親の愛。それを埋めるべく、私は必死で「優しくて優秀な姉」であろうとしたのでしょう。
今となっては能力にほとんど差がない姉妹ですが(むしろ妹のほうが学業優秀)、妹のほうがスロースターターだったんです。
「お姉ちゃんは心配ない」と判断され、勉強も宿題も、私はぜんぜん親に見てもらった覚えがありません。勉強を見てあげるよう親に頼まれては、負けず嫌いの妹に反発されケンカする日々。理不尽だなぁと思いました。
このエピソード、マンガの「ちびまる子ちゃん」にも同じような回があります。きっと、姉の宿命なんでしょうね。
テストで100点をとっても、通信簿がオール「よくできる」でも褒められたことはありません。大人になってから聞いたら「だって、あんたを褒めると妹がかわいそうだから」ということだったらしいです。
(つづく)