後悔していること

こんな風に考えてる

こんにちは!ゆきです。
小学生のころに通っていた美容室に、途中で他の美容室に浮気しながらも通い続けていたんです。私が生まれた街で、開店直後から通い続けて30年以上。引っ越してからも車で30分かけて通いました。私の両親も通っていて、家族ぐるみでお世話になっていたのです。

若い頃は子供心に「かっこいいなぁ」と思うイケメンで、70近くなってもちょい悪な感じが素敵な美容師さん。
結婚相談所を経営していたときには、薄毛に悩んでいる会員さんを連れて行って、目立たないようにカムフラージュしてもらったこともあったなぁ。腕の確かな店長さんでした。

ずいぶん昔ですが、その美容師さんに紹介してもらった人とお付き合いしたこともありました。すぐ別れちゃって、それでちょっと気まずくて何年か足が遠のいたり…。
でも、結婚して子供を産んでからはまた時々行くようになりました。髪を切ってもらいながらいろんな話をするのが楽しかったんです。

ここ数年また足が遠のいていて、その間も通っていた母から店長さんの様子を聞いていたんです。
癌にかかっていることがわかり、仕事をするのがつらくなっていること。女性の美容師さんと二人でやっている美容室でしたが、自分は仕事に出られず、もう一人の美容師さんだけでお店を開く日も増えているとのことでした。

くわしくは聞けませんでしたが癌は進行しているようで、母によると、もう無理だと思ったら店を閉めるから、店が閉まっていたらそのときが来たと思ってほしい、と言っていたそうです。
その話を聞いた時、すぐに私も予約をして髪を切ってもらえばよかった。コロナ禍になって仕事のほうでもいろいろあり、ちょうど子供の受験も重なり足が遠のいている間に、美容室は閉店してしまっていました。

後悔先に立たず。会いに行こうかな、と思ったときにすぐに行かないと、そのままずっと会えなくなってしまうんですね。

同じようなことが子供のときにもあった。叔父が長く時計屋さんをやっていて、よく遊びに行っていたんです。そのお店に良く来ていた近所の和菓子屋さんのおじいさん。母といっしょに一度お宅に上げていただいたことがあって、すごく楽しかった思い出があります。おじいさんは「またおいで。いつでもおいで」って言ってくれて、それからお店でたまたまお会いするたびに「またきてね」って言ってくれていたのに、そのまま遊びにいくこともなく…。数年後、亡くなったという話を叔父から聞きました。

もう一度、遊びに行ってあげればよかった、と後悔したのを覚えています。

自分の祖父に関してもそうです。私が高校生のとき、祖父は癌で亡くなりました。
妹は長く祖父と文通をしていたのですが、私は部活の忙しさに紛れて手紙を出すことはしなかった。亡くなる直前に私だけでお見舞いに行ったのですが、祖父は、妹がよく手紙をくれることを本当に喜んでいて、妹は来ないのか、と何度も聞いてきました。

そのときは、新潟までせっかくきたのに妹のことばかり聞いて…と寂しかったのですが、それ以上に祖父に、寂しい思いをさせてしまっていたのは私だったのですね。どんなに心の中で想っていても行動しないと伝わらない。筆不精や、連絡無精はこういうとき自分に跳ね返ってきます。

大切な人、また会いたいと思う人には、頭にその人の顔が浮かんだとき、なるべくすぐに連絡するようにしたいものですね。

タイトルとURLをコピーしました