鉄砲玉母さんのいじめっ子撃退記(3)

こゆきの観察日記

こんにちは!ゆきです。
3回にわたって書かせていただいた いじめっ子撃退記。
小さかったこゆきを思い出しました。可愛かったなぁ~!今も可愛いけど!

生きているとどうしても、敵意を向けてくる人との遭遇は避けられないわけで。そんなときこゆきに、いつだってあなたを守ろうと懸命な母の愛💖を思い出してほしくて書いた記事です。もう少しだけお付き合いくださいね。

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鉄砲玉母さんのいじめっ子撃退記
鉄砲玉母さんのいじめっ子撃退記(2)

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「こゆきをいじめるなら私が相手になるよ」

Aさんの怒りはおさまらないようだったけれど、とりあえず言い返してはこなくなりました。
無理もない。こんな大人に、こんなに真剣に怒った顔で「相手になる」なんて言われたのは初めてだろうし。

「わかってくれるよね。それじゃ、二人、握手して」

私はAさんに、こゆきとの握手を促しました。

「いやだ!」
「握手してくれないと、帰れないから。それとも先生を呼ぼうか?いまここに」

こゆきは私たちの様子を遠巻きに眺めています。私が手招きすると恐る恐るちかづいてきました。

「ほら、こゆき。握手して」

こゆきはぎこちない笑みを浮かべると、Aさんにスッと手を差し出しました。

「握手しよ」


こういうところ、わが子ながら本当に、こゆきってすごいと思う。
大事な持ち物を奪って汚物入れに捨てた相手だよ? 私だったらきっと、ふざけんな!握手したくないのはこっちのほうだ!って思ってしまうかも。

二人のどこかよそよそしい握手を見届けてから、私は学校を後にしました。

その後…こゆきに対するいじめはピタリとやんだけど、ターゲットは別の子に移ったらしいです。
いじめは私が知っている限り5年生までは続いて、常にターゲットがいる状態。首謀者はAさんだったけど、同調する生徒は大幅に減ったのでした。

私はこゆきを救うので精一杯だったけれど、本当は一番救われたかったのは、Aさんだったのかもしれません。

ちなみに、早々に戦線離脱したもう一人のリーダーとAさんとは、こゆきの件を機に決別したらしい。つまり、私の怒りの鉄槌が、いじめっ子ふたりのタッグを崩壊させたわけ。破壊力が和らぐよね。これだけでもだいぶ偉業だったと思うんだけど、どうだろう❔

もう一つのその後。
通学路で、こゆきと同学年と思われる生徒達(主に男の子)から

「おはようございますッッ!!」

って声をかけられるようになりました。それはまるで、ヤクザの親分への挨拶みたいなキレのいい挨拶で…。こゆきの母さん めちゃ怖え~って子供達の間でウワサになったのであろうことは想像に難くありません。

そして最後に。
後日、ことの顛末を担任の先生にお伝えしました。もしかしたら「そこまでしなくても…」ってたしなめられるかと思ったのですが、意外にも、お礼を言われたのです。

「ありがとうございます。そこまでしてくださるお母さんってなかなかいないから、助かります」

と。
そりゃあ、こんな鉄砲玉 あんまりいないよね……(;^_^A

いま、モンスターペアレントとかいろいろあるから、先生も昔みたいに動けないとこあるよね。
子供を怒鳴りつけたり、時にはバシッと叩いたり。私が子供のころはそういう先生って当たり前だったけれど。難しいね。

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